
どうもチュー太郎でございマウスー。
会社員デザイナーはデザインのスキルがあっても「営業的なところが苦手」だったり、「金額の出し方がわからない・不安」なことが少なくないと思います。
本業に影響がでないように調整しつつ、ちゃんと収入を得るためのデザインの副業をすることって意外と難しいのかもしれませんね。



でも諦めないでください。
チュー太郎は営業をしないで完璧に受注型に徹することでバランスを保ちながら本業と副業でのデザイナーを両立しています。(いずれはフリーになりたい)
今では量は多くないですが定期的にフリーの仕事をもらえるようにもなりました。
それまでの道程を紹介します。
【方法1】 SNSを作品集にする
初めての仕事はtwitterからでした。
社会人になり会社で広告はある程度作っていたものの、フリーでの仕事の作り方なんてわからずにいた頃。ポートフォリオ(作品集)を兼ねてtwitterに制作物を投稿していました。
するとDMで突然仕事の依頼がきました。
1人淡々と制作物をUPしていただけの日々だったので、はじめてDMが来た日の感動は今でも忘れらません。
(しかもそれが普通に良い人で、未だにお付き合いがある)
作品をUPし続けることで、自分の作品の世界観を伝えることができます。
自分の世界観を伝えることは自分がやりたい仕事を得ることに直結します。
更新頻度は自分に合うタイミングで良いですが、あまりに投稿の間隔が長いとせっかくフォローしてくれた人からフォローを解除されてしまったり、活動自体を辞めてしまったと思われることもあるので長くても1〜2週に一度くらい投稿できると良いですね。
その後もtwitterから数件お仕事をいただくことがありました。
SNSで仕事を広げていくことはもはや当たり前とも言えますね。
できるだけ色々な種類のSNSに投稿している方が仕事を得られる確率はあがりますが、余裕があるのなら各SNSのテイストに合った投稿をしてみましょう。twitterならインパクトのある写真と文章に。Instagramならキレイな写真とシンプルな文章など。
POINT
- 各SNSのテイストに合った投稿をする。
- 作品と関係ない内容の投稿は極力避ける。
- 作品集用アカウントを作り、日常の自分を切り離す。作品の世界観を壊さないようにする。
- ただ作品を載せるだけではDMを送りにくいので、機械的ではない文章を載せるほうが良い
【方法2】 サイトを作る
実績ができると依頼が増えやすくなります。SNSは流動的な発信ができますが、サイトがあるとさらに信頼感が強くなりますし、過去の実績にも目を通してもらいやすくなります。
SNSで気に入った人のプロフィールにサイトが記載されていたら見ますよね?
それにSNSは検索に出てこなくても、WEBサイトなら検索に引っかかるので、発注したい人が検索したときに自分のサイトが出てきます。発注する人はこれから仕事を頼もうかな?という相手についてはよく知ってから頼みたいと思います。なのでSNS→サイト/サイト→SNSのどちらの流れでも自分についてしっかりわかってもらえるように準備をしておきましょう。
今は簡単にWEBサイトを作れるサービスがたくさんあるのでコードが書けなくても全然大丈夫です。
本格的にやるのなら最初から独自ドメインをとっておくことをおすすめします。
WEBサイトを作るときも独自ドメインに対応しているサービスで制作することをおすすめします。
たくさんの人がサイトをみてくれるようになってからURLを変更するのはとてもリスクの高いことだからです。



サーバーの契約は後からでもできるからね
チュー太郎は一括で設定できるのが楽なのでムームードメイン・ロリポップ・ワードプレスでサイトを作っています。
- サイトを見た人が、あなたにはこんな仕事を頼むことができる! ということが明確にわかるようにする。
- 独自ドメインを取得し、対応しているサービスでWEBサイトを作る
【方法3】 クラウドソーシングなどのサービスに登録する
SNSは作品を発信していくブランディング的な要素ですが、こちらははじめからお仕事の獲得を目的とします。
積極的なコンペ式
フリーでの受注をはじめた頃は実績が少なく、もっと実践的な経験を積みたいと思い、ランサーズに登録していくつかのコンペに応募しました。
コンペ式のメリットは契約を結ぶ前に作って応募すれば選ばれて報酬が得られる可能性があることです。
フリーの仕事を得る中で難しいのは受注までたどり着くことではないでしょうか?コンペ形式先に制作を行うのでハードルが低い(というかない)ですね。
コンペ形式のデメリットは選ばれなければ労力が無駄になることです。当選すれば報酬が高めなものも多いので、時間がとれるのであればやる価値はあると思います。



公開制であれば同じ課題に対して色んな人の
デザインが見れるので勉強にもなりマウスー。
デザイナーだけど、イラストやコピーライティングを発注する。など一部を外注すると仕事の幅も広がり時間短縮できますね。自分に不得意な案件が来た時のために一応登録しておいてすぐ使えるように準備しておくのも良いかもしれません。
無駄なく理想的な仕事をしたいなら受注型
コンペ形式は相手の要望に合わせて制作をしますね。
チュー太郎はその時期、自分の好きなテイストの制作をしたい!という気持ちが強かったので、チュー太郎のデザインを買ってもらうためにココナラに登録して受注型デザインの門を開きました。
自分こんなデザインできまっせ。料金は○○○○円です。待ってるよ~
というスタイルにしました。
物販系のサイトは充実してるけど、データのやりとりを快適にできる&金銭面のやりとりが安心。なサービスは今のところ他にないです。
同じようなサービスがあっても発注する人がいなければ受注ももちろんできません。ココナラは利用者もかなり増えていてアクティブユーザーも多い印象です。案件がたくさんの人の目にとまるということですね。特にココナラはデザインがメインカテゴリになっていないというところが重要です。
デザインのカテゴリは一定の需要がありつつメインカテゴリとはなっていない(メインはおそらく占い系)ので仕事はあるけどライバルが少ない。
注文が入る土俵を選ぶ。これ大事です。
POINT
- 制作の強みと制限をはっきりさせる
- ライバルが少なく自分の得意分野を生かせる土俵を見つける
単価は高くしたいですが、自分で納得できるなら低くても良いんです。
- 安さを売りにする。
- 速さを売りにする。
- 丁寧さとクオリティを売りにする。
- 得意分野を売りにする。
どれにしても必ず需要があります。
ただ安くて速くて丁寧でなんでもできます!となんでもやりすぎると後々自分が苦しくなります。
「金額はとても安いです!ただし制作できる内容はここからここまでです。」など発注側にもわかりやすく納得できる内容にしましょう。オプションをつけ過ぎるのは発注側に「追加で色々お金を取られるのではないか?」と不安を与えるのでおすすめしません。それならはじめから高めの設定にして制限も広くしたサービスを提供しましょう。
そんな感じで自分の欲しい案件を受けます。あまり安売りもしていないしいろいろ条件をつけているので受注数は少なめ。ただチュー太郎の副業収入のメインとなっています。
【方法4】交流会に参加する
SNS/サイト/クラウドソーシングはWEB上ですべて完結できるものでした。これはこれで良いのですが、やっぱりリアルな繋がりはパワーが強いです。
顔を合わせている分、信頼感も強くなりますし、人間の情が湧くのでしょうか。リピーターがつきやすいのはリアルなお付き合いの方がなんだかんだ多く感じます。
異業種交流会、同業種交流会、作家さん交流会などの交流会がありそうですね。
中でも特におすすめなのは作家さん交流会です。ここで言う作家さんとはものづくりをしている個人の作家さんのことです。なぜおすすめなのかというと一番フリーデザイナーとの相性が良く仕事に繋がりやすいからです。
作家さんには“作品自体のクオリティが高いけど、パッケージやDMなど販促ツールはあまりクオリティが高くない”ことが結構多いです。デザインを頼む相手に困っていることもあるので、興味がありそうであれば適正な金額を提示すれば実際にお仕事の依頼をしてもらえる可能性は高いです。(押し売りにならないようにするのは大事です。)
デザインへの感度が高い場所かつデザイナーが少ない場なら仕事を手に入れらる可能性大!
会場の中で、「グラフィックデザインならあの人がやってるよ!」と指をさされる状況がベストです!
まとめ
4つの方法を紹介しました。
自分の器量と相談しながら、相手にとっても自分にとっても良い仕事ができるようにデザインの仕事を手に入れていきましょう。喜んでもらえることが一番リピートに繋がります!



ではでは。