デザイナーのポートフォリオに必ず入れるべき項目

グラフィックデザイナーを目指す人にとってポートフォリオは履歴書よりも大事なツール!
だけど、何を載せたらいいのかわからない。と悩んでいませんか?

ここでは、ポートフォリオに入れるべき「項目」についてまとめました。

目次

ポートフォリオ全体の構成で入れる項目

ただファイルに作品を入れるだけではなく、表紙から裏表紙まで、1冊の作品集として構成を考えていきましょう。

プロフィール(自己紹介)ページ

作品と直接の関係はありませんが、出身地や趣味を入れておくと面接時の会話のきっかけにもなります。
好きな映画、書籍、イラストレーター、デザイナーなど、制作に繋がる好みや、デザイナーを目指したきっかけなどを書いておくのも良いでしょう。

目次またはトビラ

ページが少ない場合はページ数の表記などはなくても大丈夫ですね。作品をカテゴリ別に分けてトビラページを付けるとわかりやすくなります。

このときも、トビラごとにタブを付けたり、色を分けたりと工夫をしてみましょう。

ページ数が多めの場合は目次をつけると良いでしょう。各ページへのノンブルも忘れずに。

 

各制作物のページに入れるべき項目

絶対入れよう!各制作物のページの必須項目

限りなく削ぎ落としたシンプルな内容にしたい!と思っても、これだけはいれておきましょう。

クライアント名

広告主や、企業名です。

ex.サントリー

商品名

例の広告主が「サントリー」なので、「BOSS」だったり「伊右衛門」、「なっちゃん」など

ex.BOSS

タイトル

シリーズもののときは、シリーズ名、メインコピーなどをタイトルにしても良いでしょう。

ex.「宇宙人ジョーンズ」、「このろくでもない、すばらしき世界。」

媒体名

雑誌/新聞/チラシ/中吊り広告など

ex.◯◯新聞

サイズ

サイズの名称と数値を記載しましょう。

ex.全15段 (W:379mm×H:510mm)

 

よく聞かれる!入れておくと良い項目

面接でよく聞かれる項目。郵送の場合ははじめからポートフォリオの中に入れておくと良いです。
面接のときは、あえて口頭で伝えるという手もありますが、その場合は曖昧にならないように答えられる準備をしておきましょう。

制作時期

載せる作品の制作時期が1年以上のものなら、いつ頃作ったものかを記載しておくと、技術やデザインの方向性の変化についても見れるのでいれておくとよいでしょう。

制作時間

面接官が知りたいのは、会社でこのくらいの制作物を作ってもらうなら、どれくらいの時間が必要なのか。制作期間が空いていたり、正確にわからない場合でも、この作品はこの時間で作れます。という時間を提示しましょう。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”chutaro_hidarimuki.png” name=”チュー太郎”]これ、絶対聞かれマウスー[/speech_bubble]

 

制作条件

課題やコンペなど、必ず仕様する素材やコピーなどの制作条件があった場合は記載しておきましょう。

コンセプト

自分の制作に掛けたアツい想いを語っている人がいますが、ポートフォリオに記載するのは作品への補足や、デザインの経緯など、感情ではなく理論を語りましょう。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”chutaro_hidarimuki.png” name=”チュー太郎”]キミ個人の想いを語られても
困りマウスー[/speech_bubble]

 

ポートフォリオって印刷とWEBどっちがいいの?

面接に持って行く場合、紙での製本がおすすめです。忙しい面接官が、いちいち画面を開いて作品ページを見るというのは、手間がかかります。
面接後に一度ポートフォリオを預かってじっくり見るということもあります。

メインは紙にして、WEBでデータでは面接以外のときにも自分の制作物を紹介できるように、サイトにアップしておいたり、PDFデータをまとめておくのがおすすめ。

(紙媒体を扱うグラフィックデザイナーを想定しています。)

 

[最後に]

ポートフォリオ自体もまた作品です。最後まで気を抜かずに制作しましょう!

 

 

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