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営業の人とかって、大好きですよね。「目立たせて」って言葉。

デザインの知識のないのに決定権だけ無駄に持った人の一声で、世の中のたくさんのデザインが犠牲になっていると考えると胸が痛みます。

 

きっと、上の人の指示でこうなってしまったんだろうな。。というデザインは世の中に溢れているからです。

デザイン次第で、もっとファンを増やせただろうに。。と思う商品やイベントなどの広告もたくさんあります。

 

 

そもそも

  1. 目立つという定義と、
  2. 目立たせる意味

 

を忘れて、定型文のように「大きくして!」とか「文字赤くして!」とか言ってくる人がいるんです。

あきらかに変になる場合でもです。

 

悲しいことに、デザイナーが作るもの=オシャレっぽくかっこつけて作りやがって!みたいに思う人も少なからずいるようです。

 

ただ、デザイナーは対象を引き立てることを一番に考えています。

制作物のトーン&マナーとかもあります。

 

営業などデザイナーへ指示をする方々は、制作しているデザインがどのような意図をもったもので、その修正によってどうなることが目的なのかを考えてほしいですし、

頭ごなしに修正指示をするのではなく、デザイナーと相談という形をとってもらえれば、お互いの意図を汲みやすくなるのではないでしょうか。

 

以上をふまえて、「目立つ」という指示について営業の方に一度考えてほしいことを書きます。

全部目立たせたい=全部目立たない

大きくして」とか「赤くして」とかはつまり「目立たせて」という意図で使われることが多いですが、なんでもかんでも目立たせる=すべて目立たない。ということに気付いているんでしょうか?

大きい=目立つではありません。

 

大きい文字が目立つのは、小さい文字との対比があるからです。

赤い文字が目立つのは、まわりが黒い文字などでカラフルではないからです。

 

あれも大事。これも大事だから。といって全部大きく、太い文字で、赤い文字ばかりのデザインでは、見る人がどこに注目するべきかわからなくなってしまいます。

 

最終的に空白のないぎっちぎちのカラフルでダッサイ広告ができあがります。

 

空白は目立たせるための大事な要素なのに、「目立たせたい」という営業が自ら「目立たなく」させてしまっているんですよ。

 

カラフルなお花畑の中にブーケを置いても、全然目立ちませんよね。

すっきりとした無垢のテーブルの上になら、たった一輪の花でも目立ちます。

 

小さめの文字でも、まわりにスッキリとした余白があれば充分な可読性があります。

そういう空白をに他の情報を盛り込んでしまうと、どんどんわかりにくくなってしまうんです。

 

一番目立たせたいことを引き立てるために、優先順位が2番目以下のものは思い切って切り捨てる。くらいの気持ちにしてみてください。

 

この文字サイズでは人に読んでもらえない!と思わないでください。

人は興味を持ったものなら、文字サイズが小さくてもちゃんと読んでくれます。

「目立たせる」必要があるのは、気付いてもらい興味を持ってもらうことです。

 

それ以降の内容に、目立ちは必要ありません。

 

そもそも目立たせたい理由は興味を持ってもらうことでしょ?

変に目立たせて嫌悪感を抱かせるより、「素敵だな」と思ってもらえるデザインのほうが人の心を惹きつけますよ。

 

今は情報も、デザインも溢れています。見る人の目も肥えています。

単に目立つ色や大きい文字でインパクトを狙ったところで、「いいな」と思われない限りスルーどころかブロックされてしまいます。

目立つよりも、クオリティの高いものを作ることが本当の意味での「目立つ」ではないでしょうか?

 

 

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